はじめに
S11お疲れさまでした。今期は自身の最高レートを大幅に更新でき念願の2100を達成することができました。ガルーラは厳しい環境と言われていますが、こいつはまだまだやれるということを証明できてうれしかったです!
使用パーティ
コンセプト
今期はガルランドを使ってみたかったためゆかいさんがS9で用いていたパーティを軸に構築を組んだ。基本はランドロス、ギルガルドをクッションにしつつどくどくを打ちガルーラの猫だましでダメージを稼いでいく。ここまでで受けサイクルに弱いため、崩しのための起点作りや猫ガルと組み合わせてダメージを稼げる呪いミミッキュと、悪だくみを積むことで受けサイクルを一気に崩せる格闘Zボルトロスを採用した。最後にカバリザが重たいためゲッコウガを採用した。
個体紹介
ガルーラ@ガルーラナイト
特性:肝っ玉
性格:意地っ張り
技:恩返し 炎のパンチ 不意打ち 猫だまし
実数値:207(212)-191(228)-120-×-129(68)-120 ※メガシンカ時
調整:ゴツメ2回+テテフのフィールドサイキネ低乱数
サイクルでの繰り出し回数を増やすために耐久に大きく努力値を割いたガルーラ。ここまでDに振ることでリザードンのオバヒやテテフのフィールド眼鏡サイキネもいい乱数で耐えてくれる。コケコのフィールド雷Zを耐えたときは震えた。技はどくどくと相性のいい猫だましと猫だましと合わせて広い範囲を縛れる不意打ち。メインウエポンは少しでもHPを残したいので反動の無い恩返しを採用。最後に鋼への打点としてほのおのパンチを採用した。猫だましの回数を稼ぎたいので基本は初手に投げていく。HPを1でも残せば毒,呪い+猫不意でかなりのダメージを稼げるためできるだけガルーラを生存させるように立ち回っていた。
ランドロス@フィラの実
特性:威嚇
性格:呑気
技:地震 とんぼ返り めざめるパワー氷 どくどく
実数値:195(252)-166(4)-156(252)-125-100-99
調整:特になし
クッション兼毒まきその1。呑気めざ氷の利点はどくどくと合わせることでボーマンダを相手できること、ランドロスミラーでの打ち合いに強いこと、ランドロスミラーでほぼ下からとんぼ返りできることだと感じた。物理ボーマンダに対しては基本有利であるがA特化恩返しマンダは威嚇を一回入れると木の実を発動できず恩返しで確3、威嚇を入れないと確2となるとめ注意が必要である。
特性:化けの皮
性格:陽気
技:じゃれつく 呪い 痛み分け 身代わり
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
調整:特になし
このポケモンは出せば必ずと言っていいほど仕事をしてくれるポケモンであると感じた。この型のミミッキュは猫ガルと相性が良いのはもちろん、受けサイクルに対しても一匹で崩すことは不可能だが呪いにより相手の交代を強制させるため、裏の崩し役のボルトロスを安全に繰り出せ有利対面を作り一気に崩すことができた。ウェポンに関してはパーティで重いガルーラ、バンギラス、ミミロップなどへの打点になるじゃれつくを採用した。クチート軸、オニゴーリ、ジャラランガなどには積極的に選出していた。
ギルガルド@ゴーストZ
特性:バトルスイッチ
性格:控え目
技:シャドーボール 影うち どくどく キングシールド
実数値:165(236)-63-171(4)-110(236)-172(12)-83(20) ※シールド時
調整:同族意識でS20振り
DL対策
クッション兼毒まきその2。メタグロスやルカリオがいるパーティやゴーストZが一貫しているパーティに選出していく。クッションとしては食べ残しを持っていないためHP管理が難しかったが、ガルーラへのどくどくや格闘技に対して無償降臨できるためガルーラとの相性が良かったと感じた。今回のパーティはナットレイやテッカグヤの処理が難しかったためゴーストZで採用した。ゴーストZは非常に汎用性が高くゲッコウガやレヒレを無理やり削ってガルの圏内に入れてくれたりした。また、今回のパーティが高レートに行けた理由としてこのガルドがカバマンガガルドのガルドを上からゴーストZでワンパンする動きがほとんど決まったことが大きかったと思う。特にメタっていたわけではないがガルランドガルドの選出でカバマンダガルドに対して9割ほどの勝率があったと思う。最終日はメタグロスに交代読み地震を無限に打たれたのでランドロスで透かしてからメタグロスに投げていた。
ボルトロス@カクトウZ
特性:蓄電
性格:臆病
技:10万ボルト 気合玉 めざめるパワー氷 悪だくみ
実数値:155(4)-×-90-197(252)-100-168(252)
調整:特になし
崩し枠として非常に強力であった。しかし耐久力がなく悪だくみを積めるタイミングが限られているため呪いミミッキュからうまくボルトロスにつなぎ有利対面を作ることが重要である。格闘Zはカビゴン、ガルーラ、ポリゴン2、ナットレイ、ヒードランなど苦手な相手に幅広く刺さるため非常に優秀であった。しかし崩し役をこのポケモンに一任しているためモロバレル、フシギバナなどの突破が困難な草タイプが入っている受けサイクルに対する勝率はかなり悪かった。このへんを解決できる画期的な崩し枠が見つかるとこのパーティはもっと強くなる気がする。
ゲッコウガ@気合の襷
特性:変幻自在
性格:無邪気
技:冷凍ビーム 草結び 岩雪崩 水手裏剣
実数値:147-116(4)-87-155(252)-81-191(252)
調整:特になし
基本カバリザに選出していく。ガルランドのゲッコウガは水Zを採用することが多いが今回はすでにZ枠が3匹いたため襷で採用した。これによりガルミミゲッコウガの対面的な選出も可能ではあるがゲッコウガの技構成がかなりピンポイントであるためあまりやらなかった。技に関してはHBカバをワンパンできる草結び、リザ対策の岩雪崩、残りは汎用性の高い冷凍ビームと水手裏剣にした。岩技は最も命中率の高い岩石封じを採用したかったがHBリザYや木の実ウルガモスに耐えられるため岩雪崩を採用した。岩雪崩を打つとスカーフと断定してくる相手が多くeasywinできる試合も多かった。
苦手なポケモン
ガルーラで勝負しに行くとほぼ100%焼かれて負ける
ゲッコウガを先に展開するか、襷を残して岩雪崩で倒すしかない
ガルーラかギルガルドで頑張る
サイクル系統のパーティにいながらボルトロスを止めてくる
ミミッキュの呪いで削りつつ裏でどうにかする
おわりに
今期は2100の大台に乗せることができ非常に満足のいくシーズンでした。最終日は2069の本ロムでの特攻で開幕5連敗し、やっとの思いでたどり着いた2100チャレを2度失敗したときは本当に体調が悪くなりましたがあきらめなくてよかったです。来シーズンからは最終1ページ目を目標に頑張ります。
最高レート
本ロム:2107
サブロム:2066