【剣盾S15使用構築】蒼竜、強かにつき【最終29位 2107】
こんにちはピクルスです。今期はザシアンを軸に攻撃的なパーティを模索していました。改善点はまだまだありますがある程度形になったので記していこうと思います。構築のイケメンレートがめちゃくちゃ高いのが自慢です。
目次
【使用構築】
レンタルパーティ公開しています
【コンセプト】
・攻撃的に切り返す
・ダイマックス適正のないポケモンを採用しない
【構築経緯】
伝説枠の選択
まず、伝説枠としてダイマックスしているポケモンに2倍のダメージを与えることができる専用技を持つザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナに注目した。理由として、この専用技は8世代における重要な切り返し要素である"ダイマックスによるHP2倍"を実質無視できるため、無駄な読みを回避できプレイングの安定化につながると考えたからである。さらにこの3匹の中でも専用技に無効タイプがなく、特性によるA +1が非常に強力であることからザシアンを採用した。
メタモンへの切り返し
メタモンはザシアンをコピーすると特性の関係上A +2ザシアンとなり、止めることが困難であるためザシアン軸は明確なメタモンストッパーを用意する必要がある。まず思いつくのはA上昇を無視し受けが可能であるヌオーだが、ザシアンはダイマックスできないためヌオーなどのダイマックス適正のないポケモンを採用することはプレイングの幅を狭めると考えた。よってザシアン軸には受け駒を採用せずダイマックス適正のあるポケモンで攻撃的に切り返すことが重要であると考えた。そこでメタモンへの切り返し法としてコピーされたザシアンを上から叩く方法を選択した。ザシアンの素早さを調整することでメタモンにコピーされたスカーフザシアンをスカーフエースバーンやスカーフガブリアスで上から切り返すことが可能になる。今回はパーティ内で複数体電気の一貫を切りたかったためガブリアスを採用した。
攻撃的な補完枠
残りの4匹はザシアン,ガブリアスでは対処できないポケモンに対応でき、ダイマックス適正のあるポケモンを採用した。採用意図については個別紹介で記していく。
【個別紹介】
・調整
A168エースバーンの火炎ボールを93.7%耐え
A238白バドレックスのダイアースを87.5%耐え
C217命のたま黒バドレックスのダイホロウを確定耐え
C183命のたまイベルタルのダイバーンを87.5%耐え
S最速ガブリアス-1
・解説
ダイマックスを実質無視することで非常に安定した立ち回りを可能にするポケモン。HAにすることで飛躍的に撃ち合い性能が高まる。また、電光石火を持たせることで対面性能向上、終盤のスイープ、襷カウンターのすかしを行うことができるためHAザシアンには必須の技であると感じた。素早さを下げたことによる弊害はほとんど感じることがなかった。技はメインウェポンのきょじゅうざんになるアイアンヘッド、水,電気タイプへの打点になるじゃれつく、鋼タイプへの打点になるインファイト、何かと便利な電光石火とした。
・調整
H155ザシアン(メタモン)を地震で乱1(93.8%)
HB特化ホウオウをダイロックで確1
耐久無振りフェローチェをダブルチョップで確1(1発が50%~)
C+1C217命のたま黒バドレックスのダイホロウをダイマックス時87.5%で耐え
最速
・解説
メタモンの切り返しとして採用したがシンプルに環境への刺さりが良かったためかなり選出率は高かった。H155ザシアン(メタモン)への地震は乱数であるがザシアンを電光石火で切ることで確定圏内にいれることができる。ザシアンとタイプ的な相性補完が良いため耐久振りではないが強引なサイクルが可能である。技構成はメインウェポンの地震、技ロックがなくパーティで重めなフェローチェにも強いダブルチョップ、黒バドレックスへの切り返しが可能な噛み砕く、ホウオウ,サンダー,イベルタルなどへの打点になる岩雪崩とした。
・調整
H204,D121テッカグヤをダイサンダーで確1
C194命のたまサンダーのダイジェットを2耐え
S-1最速エースバーン抜き
・解説
サンダー,テッカグヤ,アーマーガア対策として採用。サンダーへの後出しを可能にするためHDベースとした。また、カイオーガ,サンダー,ナットレイの並びに勝つため気合だまを採用した。気合だまを採用しているとバンギラス入りにも躊躇なく選出できる点が良かった。破壊光線は電気の通らないポケモン全般に撃つ技として採用した。ダイアタックによるS操作によりダイマックスでの撃ち合いが非常に強くなる。持ち物はオボンの実の方が良い場面もあったのでパーティ内で余っている木のみで良いと思う。現環境はサンダー,レジエレキがかなり多いため電気の一貫を切れる霊獣ボルトロスはかなり刺さっていると感じた。
・調整
H202,D86ヌオーをフリーズドライで確1
残りHB
・解説
水の一貫きり、受けループ、積み、バトンタッチ等のギミック対策として渦潮滅び型で採用。ほろびのうたは相手のあらゆる詰ませの行動を回避できるため非常に優秀だった。
・調整
HB特化
S+2で最速ウーラオス抜き
・解説
日食ネクロズマ、ランドロス、ドリュウズ、エアームド,ヌケニン入り受けループなどの対策に採用した。鋼タイプであるためザシアン、ヌオー対面ができた際の交代読みどくどくにあと投げが安定する点が優秀であった。ザシアンにワイルドボルトを採用していないためメタモンにコピーされた際このポケモンでも切り返しが可能である。
・調整
AS特化
・解説
ディアルガ、黒バドレックスに加え、テッカグヤだけでは不安な日食ネクロズマ対策として採用した。ステルスロックを撒かれていないこと前提ではあるがザシアンをコピーしたメタモンをカウンターで切り返すことも可能である。あまり選出した記憶がない。
【選出・立ち回り】
決まった選出は無し。相手のパーティに合わせて臨機応変に戦う。ザシアンを選出しないことも多々あった。
【終わりに】
今期は目標にしていた最終30位以内達成と自己最高順位更新ができ非常に満足のいくシーズンとなった。また、初めての2rom2100も達成することができた。今後は最終一桁を目標に頑張っていこうと思う。
TNメタリカ 最高レート2107 最終29位
TNピクルス 最高レート2103 最終宇宙の彼方
ここまで見ていただきありがとうございました。使用構築画像のチームIDでレンタルパーティを公開しているので良かったら使ってみてくださ。質問などはTwitter(@pikurusu_9)までどうぞ。