月光乱舞で酷使無双

ポケモンの使用構築まとめです

ヒスイゾロアークの使用感と新たな知見

初手の襷枠としてヒスイゾロアークを使ってみたので使用感と知見を記事にしました。
S8最高レートは2093です。

 

ヒスイゾロアーク@気合いの襷
テラスタイプ:ゴースト
性格:うっかりや
特性:イリュージョン
実数値:131(4)-123(20)-82(12)-194(252)-72-158(220)
技構成:シャドーボール,草結び,影うち,鬼火

 

・調整
AC:B4振りテツノツツミをシャドボ+影うちで確定
S:最速ランドロス抜き(攻撃ラインを伸ばしたい場合はもっと落としても良い)
 

・使用感と知見
 襷枠として神速,影うち,マッハパンチ,フェイント無効なのがシンプルに強かった。上位帯ではゾロアーク一点読みの行動をされることは少なく、ゾロアーク+イリュージョンしているポケモンの両方にケアが効く行動(言い換えれば中途半端な行動)を取られるため初手でアドバンテージを稼ぐことができた。両ケアの行動がテラスタルしかない場合にはゾロアークに無駄なテラスタルを切ってくることも少なくなく、かなり展開を有利に進めることができた。

 専用技の恨みつらみについて、対面構築ではAダウンが生きる場面が少ないと感じたためテツノツツミを確定で落とせるようになるシャドボを採用。負けん気コノヨザルに対する打点としもシャドボの方が優秀だった。

 技について、メインウェポンのシャドボとツツミやハバタクカミに対面勝てるようになる影撃ちは確定で、3枠目にディンルー,水ウーラオス,ガチグマ,ヘイラッシャへの打点となる草結びを採用。4枠目はカイリューに対する起点回避技として鬼火を採用したがパーティによっては呪い,挑発,置き土産なども候補に上がると思う。また今回の調整より少しAを上げればローキック+影うちでパオジアンに対面勝てたりもする。

 テラスタイプについてはほとんど切ることがないので特にいうことはなし。一応メインウェポンのリーチが伸びるゴーストで採用した。

 イリュージョンは裏のポケモンが一体割れることが欠点であるが、誘って倒すという戦法を取ることで情報のディスアドバンテージを逆に利用することができる。具体的には私の使用構築の場合ハバタクカミを投げられることが多いため、あえてテツノツツミにイリュージョンしてゾロアークを出す。すると相手は裏にいるテツノツツミをハバタクカミで処理しようとするプレイングをしてくるため、そこを逆に鋼テラバーストツツミで狩っていくという要領である。この動きはかなり再現性があったためイリュージョンの新たな活用法を見出せたのではないかと思う。

 総評としてゾロアークは相手を騙すポケモンではなく、両ケアを強いることでアドを取るポケモンだと言える。しかし、終盤の上位帯以外は両ケアをしてくれないことをが多いので騙す方向で使った方が強い場合もある。私は相手の順位帯によってプレイングを変えるのはあまり好きではないが、ゾロアークに関しては相手の順位帯によってかなり対応が変わってくるため、終盤の500位くらいを基準にそれ以下は騙す方向(2体目に置くなど)、それ以上は初手だしで両ケアをさせる方向で使うのが良いと思う。